「隠居窯」とはどんな場でしょうか?文章は苦手ですが私の思いを書いてみました…


初めまして!
隠居窯(いんきょがま)は生まれて間もない陶芸教室です。

陶芸という関わりを持つことで
出会いが生まれ楽しい時間を過ごしてもらえるよう
そして皆さんの笑顔を見て癒される
そんな空間を作りたいという思いで
隠居窯をオープンしました。

大切な人へのプレゼントを作るのも良し、
自分の普段使いの器を作るのも良し、
陶芸仲間との会話を楽しむのも良し、
陶芸の勉強のために私が集めてきた本を読むのも良し、
骨董品を見て美意識を養うのも良し、
それぞれがそれぞれの思いを表現できる場になればと思ってます。

その為にご意見ご要望はいつでも受け付けていますので
お気軽に相談していただければと思ってます。

隠居窯の目指すところ

ヒトコトで言うと
隠居窯は「陶芸を通じた交流場」を目指して運営していきたいと思っています。

ちょっと解かり易く説明すると
隠居窯は二つの顔を持っています。
(オープンしたばかりなので二つの顔を持つようにしていくと書くべきか)

「本格的に楽しめる陶芸施設である」ということ

陶芸には土練りから焼成までたくさんの工程があります。
今日の一般的な陶芸教室では
地味で面倒な作業はスタッフに
美味しいところだけを味わえるお客様…
そんな感じの経営が当たり前ですが私は疑問を持ってしまいます。
とにかく楽しみたいから一日体験でという方には
大変な作業を何が何でもというわけには行きませんが
本格的な趣味にしようと考えている人には
土練りや粘土再生とか化粧土準備、釉薬準備など
普通に考えたら面倒な作業でも
作品作りには欠かせない大事な作業なので経験して欲しいところ…。
陶芸家と同じところまではいけなくても
陶芸家の一歩手前ぐらいでの作品作りができると
陶芸の醍醐味が本当の意味で楽しめると考えてます。

土作り、釉薬作りもやってしまったら
もうあなたの作品は家宝になるんじゃないでしょうかね。


「陶芸だけじゃない施設である」ということ

陶芸というのは単純なようで奥が深いんですね。
技術だけ磨けば良い作品ができるような感じでもあるけど
陶芸道具を作るために木工作業をやったり
作った器を使用するために料理を勉強したり
コーヒーのドリップ方法を勉強したり
筆運びを勉強する意味で書道をやったり
美意識を養うために美術館へ足を運んだり
審美眼を養うために骨董市へ足を運んだり
精神を養うために茶道を勉強したり
絵付け技術を向上させるために絵を勉強したり
物理的なことや化学的なところも勉強したり
陶芸の産地に旅行に行ったり
なんでも陶芸の勉強の一部という気持ちが生まれ、それが作品に影響して
今までと何も変わってないようで
見えないところで味わい深い作品作りになってきます。
そういった気持ちを陶芸以外のことだからと別でやるのではなくて
「隠居窯」での陶芸勉強の一部として
この施設を有効利用してほしいです。

また、人によっては陶芸の上達は二の次、普段の生活を忘れて癒されたいと来られる方もいます。
そんな気持ちを持ちながら来られた時に、私に熱心に陶芸の技術指導されても的外れな時間を過ごすことになると思います。
私は「隠居窯に来て良かった」と思ってもらえる事が何よりですので
皆さんが何を求めているのか本当の気持ちを教えてもらいたいです。
可能な限りご協力していきたいと思います。

陶芸の話しに戻しますが
自分らしく納得のいく良い作品を手がけようと思うと
上記に書いた通り、もう勉強したくなる事は山ほどあります。
一人では続かないこともあるけれど
私や隠居窯に通う人たち皆でやることができる…
自分とは違ういろんな人生を生きてきた人同士が
陶芸に出会うことで関わりを持って
お互いにないものを補って成長し楽しい時間を共有していく…
そんな素晴らしい施設になるよう頑張りたいと思います。

もちろん、自分はまだまだ経験も浅く
陶芸に関する事について何でも知っているわけではないので
(それこそ何でも知っていたら神様でしょうが…)
勉強しなきゃ分からないこと、経験しなきゃ解らないことがたくさんあります。
それはそれで、皆さんと一緒に悩んで一緒に力を合わせて楽しんで行けたら
きっとそこには今までに味わう事のできなかった楽しい陶芸の世界が待っている、そう信じています。

今はまだ、こじんまりとしていますし
私も一人ですし、場所も大きく広いというわけではありませんので
たくさんの人に一度に何でも教えることはできませんが
少しずつ充実させて満足のいく陶芸教室にしていきたいと思っています。

主宰者はどんな人?

1976年生まれ。山形県出身。
18歳で工業高校を卒業、生まれ故郷の庄内を離れ石川県能登半島の短大の情報処理科に。
20歳で上京しデジタルなPC業界で働きつつも
骨董に興味を持ち、それから陶芸に興味を持ち
ある時一大決心をして陶芸家になるのではなく
陶芸教室を主宰するために益子焼の陶芸業界に飛び込みました。

益子町で知り合った人達は陶芸家を目指す人がほとんどで
私は本当に珍しい存在だったようです。
そういう事もあって
陶芸家を目指す人達には理解されないところも多々あったと思いますが
益子町での勉強はもっぱら陶芸教室を経営する視点で物事を考えては、
人と土とに触れ合ってきました。

2005年にトルコの陶芸の産地アヴァノス
2008年にはブラジルのアーティストの集まる街クーニャ
どちらもツアー旅行ではなく、知人を頼って行った陶芸の見聞を広める為の旅行。
現地の人たちと密に接する時間を過ごさせていただきました。

そしてたくさんの人たちに協力して頂いて
縁あって埼玉県の寄居町の元養蚕農家をしていた古民家を借りることができました。
そして大家さんの承諾を得て、8畳の和室を二部屋の床を剥ぎ、
昔ながらの土の土間(三和土と書いてタタキと読むんだそう)にして工房に作り変えました。
大工や土間作りの全くの素人の私が手掛けたので、正直見苦しいところもありますが
小さな陶芸教室として、夢が実を結んだところです。

この家で生活もしてますので、生活感が漂ってますが
田舎の故郷に遊びに来る気持ちで来てもらえると嬉しいです^^

名前付けの由来は?

人生の一大決心してソフトウェア会社を退職したこの時まだ20代でしたが
「自分にとってはこれで定年退職。これからは可能性無限大の新しい人生を楽しもう!」
と決意してたので、今の自分は隠居生活中って事になるんです。
そんな思いを表す意味で「隠居窯」と名付けました。

そう、私が隠居してるというのであって
ここに来るお客さんが隠居していないとダメということではありません…
あしからず…

古民家の空き家を探しております

(ページの趣旨からは外れますがスペース間借りして…)
日本の風土が造り上げてきた昔ながらの古民家を探しております。
今現在の古民家からの移転のためですので、もちろん陶芸教室をやるために探しています。
土間のある空間にしたいですので、家の中のリフォームはする事になると思います。
もちろん、来て頂いたお客様に「素敵だね」と言ってもらえるような
気持ちの良い空間を目指していきますので、ご理解いただけたらと思います。
(少々ボロ家の方が都合が良いかも^^;)

空き家が増えつつある日本で、
限界集落が懸念されつつある地域で
家屋の維持だけではなく、防犯や地域交流も大事です。
私は会社員と違って基本的に常に在宅してますし、
ネットを利用し世の中の移ろいも多少なりとも把握し、
現在もご近所の高齢者の方々といろいろな話し相手にもなっています。
そういう観点もプラスの材料として加味して頂けたら嬉しいです。

私という人間を信頼できるかどうかは実際に会わないと無理だと思いますので、
空き家情報を含め、直接いろいろお話できたらと思っています。
よろしくお願いします。