見た目は地味でも骨董品のような風格を備えた器作りを目指しています。

古墳と勾玉のマグカップ

古墳勾玉マグカップ
さきたま古墳群を始め縄文・弥生・古墳時代を勉強し、遠い日本のご先祖様に敬意を表して作ってみました。
鉄瓶のような肌と赤い釉薬むらが最高です。思わず自賛の言葉が漏れるぐらい^^
この古墳のモデルは埼玉・武蔵国の最大の前方後円墳「二子山古墳」。
正確を期すため第一次資料からデザインし、地球の北向きに合わせたので斜めになってます。
古墳勾玉マグカップ
裏側に彫る紋様は随分と悩んだけど勾玉を。
もちろん八尺瓊勾玉をモデルにしたいけど叶わぬ夢…。
当初の制作目的を顧みて、血統の繋がり・生命の象徴と見立てた初期の胎児(正式には胎芽と言うもよう)をイメージ。
柔らかくて温めたくて守りたくなるような形にしてみました。