1976年生まれ。山形県出身。
18歳で工業高校を卒業、生まれ故郷の庄内を離れ石川県能登半島の短大の情報処理科に。
20歳で上京しデジタルなPC業界で働きつつも
骨董に興味を持ち、それから陶芸に興味を持ち
ある時一大決心をして陶芸家になるのではなく
陶芸教室を主宰するために益子焼の陶芸業界に飛び込みました。
益子町で知り合った人達は陶芸家を目指す人がほとんどで
私は本当に珍しい存在だったようです。
そういう事もあって
陶芸家を目指す人達には理解されないところも多々あったと思いますが
益子町での勉強はもっぱら陶芸教室を経営する視点で物事を考えては、
人と土とに触れ合ってきました。
2005年にトルコの陶芸の産地
アヴァノスへ
2008年にはブラジルのアーティストの集まる街
クーニャへ
どちらもツアー旅行ではなく、知人を頼って行った陶芸の見聞を広める為の旅行。
現地の人たちと密に接する時間を過ごさせていただきました。
そしてたくさんの人たちに協力して頂いて
縁あって埼玉県の寄居町の元養蚕農家をしていた古民家を借りることができました。
そして大家さんの承諾を得て、8畳の和室を二部屋の床を剥ぎ、
昔ながらの土の土間(三和土と書いてタタキと読むんだそう)にして工房に作り変えました。
大工や土間作りの全くの素人の私が手掛けたので、正直見苦しいところもありますが
小さな陶芸教室として、夢が実を結んだところです。
この家で生活もしてますので、生活感が漂ってますが
田舎の故郷に遊びに来る気持ちで来てもらえると嬉しいです^^